久々に学校に行くと、「最長片道切符」を見せてという質問を受けた。というわけで、気になる方もいるようなので、私を12000キロの旅へと誘った最長片道切符のその後をお話しします。
切符というのは、そもそも目的地の駅に着けば回収されるのが、決まりとなっているのだが、記念等にもらいたいというときは、「無効印」が押される。この切符は、切符としての機能を失うということだ。私も、このブログにアップしたように、無効印を押してもらい、実家、そして下宿先の湘南台へと最長片道切符を持って帰ってきた。
しかし、長い旅に耐えてきた切符はかなりボロボロになってきている。すでに、破れそうな箇所が彼方此方に見られる。ゆえに、現在は、文房具やで買ったハードカバーに入れて保存している。すでに切符は下車印で埋め尽くされ、稚内の文字が判別できない迄になっている。だが、その一つ一つに思い出があるので、眺めているだけでも感慨深い。言葉ではなかなか説明できない、思いが詰まっている。
というわけで、この切符は自分の宝になるのだろう。