The Longest one-way Ticket ~最長片道切符の旅・2005春~


切符の話 2日目

1月23日(日曜日)。今日は、最長片道切符を注文しようと決めた日。実は友人のT君に頼んで、ぜひ、みどりの窓口に私が最長片道切符を注文する瞬間をデジカメに収めてもらおうと思ったのだ。この日の前に、T君にこの旨を頼んだところ、2つ返事で引き受けてくれた。T君は、専門学校に通う傍らで新聞奨学生として毎日、新聞配達に励んでいる。平日と土曜日は、朝刊と夕刊の両方を配達しなければならないため、なかなか時間がつくれないのだが、日曜日は朝刊しかないので、昼間はフリーである。そんなこともあって、日曜日である23日が切符を注文する日になった由。

さて、東京駅の八重洲中央口に14時に待ち合わせと約束したのだが、どうも緊張して寝つけが悪く、7時には目が覚めた。「自分は本当に最長片道切符を頼むだな。行くんだな。」と自問自答をし、決意が変わらないことを確認。昨日印刷しておいたルートを記した紙をクリアファイルに挟み、準備は完了した。しかし、まだ時間は9時を回ったところ。しかし、いても立ってもいられず、家を出ることにした。

自宅の最寄り駅である、湘南台駅に到着。しかし、どうやって、東京駅に向かうかを決めていなかったので、少し悩む。しかし、東京駅にはやはり東海道線で向かいたいと思ったのと、ひさしぶりに小田急に乗りたいと思ったので、小田急線で藤沢に出ることにした。各駅停車で藤沢着。すると、あと20分ほどで特急ロマンスカー、えのしま号の新宿駅が来るらしい。ということで、久々にロマンスカーに乗ることにした。さっそく、特急座席指定席券を購入。ひさびさのロマンスカーは、やはり快適そのもので、新百合ヶ丘から眠気に襲われ、気づけば、まもなく新宿に着くというアナウンスであった。

小田急線から中央快速線を乗り継ぎ、東京駅に到着。といっても、まだまだ待ち時間には程遠いので、東京駅周辺を散策することにした。まずは、日本橋。実はまだ行ったことがなかったので、足を伸ばす。

しかし、まだ時間があまったので、とうとうT君に早めに来てもらうことにした。T君はまだ、昼食をとっていたところらしく、悪いことをした。

さて、しばらく待って、東京駅八重洲口に彼の姿が現れた。彼に、デジタルカメラを渡し、JR東日本、八重洲中央口のみどりの窓口へ並ぶ。幸か不幸か、並んでいる人が少なく、窓口は閑散としていた。ゆえに、すぐに順番が回ってきた。
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窓口の女性に、例のルートを書いた紙を手渡した。
「あの…最長片道切符といいまして、稚内から肥前山口まで、この(ルートを記した用紙)ルートで切符を作って欲しいのですが」と切り出した。緊張で声が震えている。すると、窓口嬢は、困惑した様子をみせ(当然のことだが)
「あ、はい…これは… お作りするのにお時間がかかってしまいますが、よろしいでしょうか?」
といって、奥の事務室へと下がってしまった。後ろをそっと振り返ると、急いでいるサラリーマンがこっちをにらんでいる。こちらとしては、平謝りである。
5分以上待たされ、今度は男性の職員が出てきた。慣れたような口調で
「完成までには、かなりのお時間をいただきますが、よろしいでしょうか?」と尋ねられた。こちらとしては、それは分かりきっているので
「はい。よろしくお願いします。」と言うしかない。
「わかりました、それでは、連絡先とお客様のお名前を教えてください」
「よろしくお願いします。」
電話番号を記す手が震えていた。ついに、最長片道切符の旅にでるのだと。そういう思いが、体を覆い尽くしていた。

さて注文した後は、特に何もすることもないので、T君と交通博物館へ行くことにした。交通博物館は今後大宮に移転し、現在ある交通博物館は取り壊される事になっている。ゆえに、最後かもしれない交通博物館を多いに満喫した。

ふと外をみると、雪が降っていた…
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by sojo_skyline | 2005-02-03 02:26 | 切符の話

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最長片道切符で行く日本縦断の旅
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